育児

ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前?甘えと言われて辛いあなたへ

ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前?甘えと言われて辛いあなたへ

ワンオペ育児という言葉を聞いたことがありますか?

ワンオペ育児という言葉の解釈は人それぞれではありますが、一般的には両親のうちどちらか1人が育児を全て担っている状態を表す言葉として使われています。

 

SNSでは育児の大変さ、特にワンオペ育児の大変さを嘆いている声が日々多く見られます。

なかでも、専業主婦の人はパートナーが激務で育児にほとんど関わることができなかったり、ワンオペ育児を当たり前だと思われる、育児の大変さをいうと甘えだと言われるなど、つらいと感じている人も少なくありません。

 

そこで今回は、ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前なのかどうかを解説します!

甘えと言われて辛い気持ちを抱えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!

 

ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前?

ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前?甘えと言われて辛いあなたへ

 

結論から言うと、専業主婦だからといってワンオペ育児が当たり前とは言えません

理由は、両親ともに育児をする義務があるからです

 

夫の仕事の時間の都合上、育児に関わることができない場合は分業する必要があり、ワンオペ育児になってしまう場合もあるでしょう。

ただ、仕事が休みの日や仕事の前後に育児に関わる時間があるのであれば、その時間はパートナーが専業主婦だからと言ってワンオペが当たり前ではないです。

 

ワンオペ育児が大変な時期は、物理的に手がかかり大人の手はあればあるほど助かる時期です。

しかし、子供と過ごせる時間の中で、あっという間に過ぎてしまう貴重な時期でもあります。

 

そのため、専業主婦家庭・共働き家庭問わず、夫婦だけでなくじいじ・ばあばも巻き込んで楽しく育児ができるのが理想的ではないでしょうか。

 

ワンオペ育児は専業主婦でも辛い5つの理由

ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前?甘えと言われて辛いあなたへ

 

ワンオペ育児は専業主婦にとって当たり前ではないものの、現状として専業主婦の人はワンオペ育児になる時間が長く、大変な思いをしている人も多いでしょう。

専業主婦の人が感じる、ワンオペ育児の辛さを具体的に紹介すると以下の通りです。

 

  • ①自分のことは常に後回し
  • ②一人の時間がとれない
  • ③金銭面で不自由さを感じる
  • ④達成感を感じにくい
  • ⑤自分でコミュニティを広げないといけない

 

簡潔に言うと、自分の時間が取れないことや金銭面、孤独感に対してが辛さの理由です。

以下より詳しく解説していきます。

 

①自分のことは常に後回し

ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前?甘えと言われて辛いあなたへ

 

まず1つ目は、自分のことは常に後回しになる点です。

 

乳児期は常に抱っこしていないと泣いてしまったり後追いが激しかったりすると、トイレに行くこともままなりません。

食事も座って食べられない、というママも多いのではないでしょうか。

 

同時にこなさなければならないタスクが多く、自分のことができないのはかなりストレスになりますよね。

 

②一人の時間が取れない

ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前?甘えと言われて辛いあなたへ

 

2つ目は、一人の時間が取れない点です。

未満児育児中のママの辛さの大半は、この点ではないでしょうか。

 

地域差がありますが、専業主婦で0~2歳の子が保育園に入園できるパターンはまれです。

また、一時保育も0~2歳だと枠が空いていないことが多いです。

そのため、近くに預けられる人がいない場合、パートナーの協力がなければ一人の時間を取ることができません。

 

買出しに一人で行ったり湯船に一人でゆっくり浸かったりするだけでも、かなりリフレッシュになるので、パートナーの方はぜひ積極的に協力してあげてください!

 

③金銭面で不自由さを感じる

ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前?甘えと言われて辛いあなたへ

 

3つ目は、金銭面で不自由さを感じる点です。

 

専業主婦だと生活費はパートナーに頼ることになりますが、自分で稼いでいないお金を使うことに抵抗のあるママは少なくありません。

特に、化粧品など自分のものを買いづらいと感じる人も多いです。

 

現代のママ世代は社会人経験がある人がほとんどなため、現状働けていないことや自由に使えるお金がないことがストレスになってしまう人もいます。

 

④達成感を感じにくい

ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前?甘えと言われて辛いあなたへ

 

4つ目は、達成感を感じにくい点です。

 

仕事をしていると、目標をたてたりノルマや日々のタスクをこなすことで達成感を感じることができますよね。

お給料をもらい納税することで、社会人として自信を持つこともできます。

 

しかし、専業主婦でワンオペ育児をしていると、3食の食事の準備をしても食べてくれない、片づけたそばから散らかされるなど、タスクに追われるだけで達成感を感じることが難しいです。

また、1日のほとんどを子供と一緒に過ごすので、イライラしたり怒ってしまったりすることも多々あり、自己嫌悪に苛まれる人も少なくありません。

 

⑤孤独を感じる

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5つ目は、孤独を感じる点です。

 

未満児を家庭育児している場合、大人と話す機会が非常に少ないです。

ママ友が欲しいと思っても、専業主婦の場合は自分でコミュニティを広げなくてはいけません。

公園や子育て広場に通ったり、子育てイベントに参加したりなど自分から動く必要があります。

 

ほかのママと話すのが苦手な人にとっては、コミュニティを広げることもストレスでしょう。

無理にママ友を作る必要はありませんが、意思疎通ができる大人と話せないことは想像よりも孤独を感じてしまいます。

 

まとめ

ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前?甘えと言われて辛いあなたへ

 

さて、今回はワンオペ育児は専業主婦なら当たり前なのかどうかをまとめました。

 

最後に、今回の内容を簡単にまとめると、専業主婦はワンオペ育児が当たり前ではありません

ただ、専業主婦の方は必然的にワンオペ育児の状態になる場合が多く、子供が未満児の間は特に辛さを感じている人も多いのが現状です。

 

そして、専業主婦のワンオペ育児で辛い理由は、以下の通りです。

  • 一人の時間が取れない
  • 金銭面での不自由さ
  • 達成感を感じにくい
  • 孤独を感じる

 

育児の大変さは、各家庭の状況や子供の資質で大きく変わります。

兼業ママのなかには、子供と1日中一緒にいるのが辛い、という理由で仕事復帰している人も多いです。

 

専業主婦でワンオペ育児をしている方は、子供との遊びを考え、しつけやトイレトレーニングなども全て家庭で行っています。

そのため、ワンオペ育児をしつつ子供が健康で元気に遊んでいるのなら、それだけですごいことではないでしょうか。

 

甘えと言われて辛いと感じている方は、ぜひ自信をもってくださいね!

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